100年以上続く歴史のある学校です。
短期間の間に各学科の専門分野を、社会に出ても通用するようカリキュラムが詰め込まれていました。
資格取得も学校が斡旋・多くの企業と提携をとっているので就職にも強いです。
先生は、現職で働いている方も講師として教えているので、教科書ではわからない実際の仕事現場の様子を知ることができます。
また、実際の建物を自分の目で見て確かめることを押しているので、学校の外に出て見学に行くことも多かったです。
少しでも興味がある学校はすぐにパンフレットを取り寄せるのが専門学校選びの鉄則です。
学校の評判や一般的な意見はその後に確認すると余計な情報に惑わされて進路を見誤る確率が格段に減少するとともに、最新且つもっとも正確な学校の情報を無料で手に入れることができます。
中央工学校ってどんな学校なの?
108年という歴史のある学校で、田中角栄元総理も土木科を卒業・校長に就任していたこともあります。
東京都北区王子の王子駅から歩いて10分ほどの場所にメインの校舎と周辺に3つ校舎があります。
王子は都内ですが、都心から外れていることもあって学校周辺はそれほど賑わっていはいませんが、京浜東北線や南北線・荒川線が通っているのでアクセスは良好です。
また、田端・大阪に学校があります。
学科がたくさんあり大きく分けると、
・建築系学科
・デザイン系学科
・土木、測量、造園系学科
・CAD、機械系学科
・スポーツ系学科
・留学生向け学科
の6学科に分かれます。
また、田端校は動物専門学校になっています。
大学と違い、決まった教室が与えられ出席を取ります。
単位を取るには、課題はもちろん出席日数も重要です。
そして、毎授業の課題の量が多いです。
毎日家に帰ったら課題をやるのはあたりまえでしたし、アルバイトをやっている人はシフトの数を減らしたり、辞めたりしないと追いつけないくらい貧乏学生にはつらかったです。
その課題は学科によって回数は異なりますが、必ず1回はスーツを着て本格的なプレゼンテーションをホールで行います。
それくらい、実践での技術習得に力を入れている学校でした。
校舎は、古めの校舎です。
メインの校舎は新しく建てられたので、デザインも凝っていてきれいです。
ですが、最近改装をはじめたようなので、何年か後にはすべてきれいな校舎になっていると思います。
立地が傾斜になっていることもあり、駅から1番上の階の教室に行くまでに坂・階段・エレベーターなどを使って物理的にかなり登らなければなりません。
直線距離でみれば近いのですが、実際通うとエレベーター渋滞や荷物で遅くなる事を考慮すると教室までたどり着くのに結構時間が掛るのです。
卒業後は、私の知る限りではみんな専門分野で就職をしていました。
大手企業へ行くよりも、即戦力になってほしい。という企業に行く人が多いと思います。
私の学科の場合は、建築室内設計家科(建築系学科・デザイン系学科の全学科をギュッと詰め込んだ、中央工学校の中でも一番ハードな学科)でしたが、デザイン系事務所・設計事務所・木造関係・RC関係・パース事務所など、就職先はさまざまでした。
また、就職に関しての話でもう一つ。
大学のように2年生のころから大学側が就職活動を斡旋しているのとは真逆で、自分から動かないと何も進展しないというのが特徴です。
担任の先生から、進捗を聞かれることはよくありますがそれだけです。
就職活動をするのも大切ですが、それよりも課題終わらせないと卒業ができないので私の学科ではみんなあまり就職活動する余裕があまりなく大変ではありましたが、その期間を乗り越えて今の自分があります。
中央工学校の学費・授業料
学費は、昼間・夜間と分かれています。
〈昼間〉
(共通)入学金:¥200,000・同窓会費:¥18,000
※上記込
1年制:¥1,238,000
2年制:¥2,258,000
3年制:¥3,278,000
4年制:¥4,298,000
〈夜間〉
(共通)入学金:¥120,000・同窓会費:¥18,000
※上記込
2年制:¥873,000
スポーツ系学科
〈昼間のみ〉
(共通)入学金:¥200,000・同窓会費:¥18,000
※上記込
2年制:¥1,778,000
上記以外に各学科で必要な教材・パソコン・プリンター代などがあります。
また、在学時課題に必要な費用は実費になっていてどの学科も材料費が結構掛かります。
私は、印刷代・模型用の材料費など課題をやる毎に¥10,000は掛かっていました。
印刷も、課題なので何度も修正があります。
その度に何十枚も印刷(カラー)なので、意外と印刷代がバカになりませんでした。
中央工学校の口コミ・評判
教室内の雰囲気は、絶対にこれというのはなく、その時のメンバーによります。
私の通ったときは、和やかなな教室でした。
いい意味でも、悪い意味でもマイペースなクラスでした。
また、教室の広さに対して人数が少なかったのでのびのびと使え、クラスメート全員が仲が良かったです。
新しい校舎の最上階だったので、他の学科生徒は来ず静かなフロアで楽でした。
先生は、在任の先生半分・現職で働いている講師が半分といった割合です。
私は周りよりいろいろな学科の生徒・先生と関わりが多い方でしたが、いやな先生は居ませんでした。
生徒も大半が成人を超えているので、高校生のころとは違ってうるさく言うこともないのでしょう。
在学中に感じる達成感は、やはり課題をやり遂げたことでしょう。
進級のための課題が年に2回あります。
普段の課題も先生によっては、大変ですが進級課題はずば抜けて大変でした。
細かい作業が多くなりますし、提出物が多いです。
それをやり遂げた後は、毎回打ち上げしていました。
それくらい大変で、でも終わった時の達成感は気持ちがいいです。
そして、授業のスピードは学科によりますが私の学科(建築室内設計家科)はハイスピードでした。
2年制で、いろいろな学科の内容を学ぶので入学してから卒業するまで毎日が忙しかったです。
ただ、3・4年制は余裕があるので大学よりちょっと忙しいかな?っていうレベルだと友人たちを見ていて感じました。
中央工学校って寮はあるの?
学生寮はあります。
【男子寮】王子寮
場所:東京都北区王子四丁目25-18
アクセス:キャンパスまで徒歩13分
【女子寮】クワドラングル志茂
場所:東京都北区志茂三丁目3-3
アクセス:東京メトロ南北線志茂駅より徒歩5分/キャンパスまで15分
※自転車があれば楽かなと。
どちらも個室になっています。
寮ごとのイベントもあるみたいで、友達を広げるのにとてもいいと思います。
中央工学校のオープンキャンパス体験談
いくつかのコースになっています。
・体験入学(4月以外の月は開催)
学校、学科紹介/学校施設紹介/学生作品見学/ランチ体験/体験授業
※希望者のみ、個別相談/学生寮見学
・学校説明会(5月・6月以外は開催)
学校概要説明
※希望者のみ、個別相談/学生寮見学
・保護者対象学校説明会(7月・9月のみ開催)
学校概要説明
※希望者のみ、個別相談/学生寮見学
・夜間個別入学相談会(11月・12月・1月開催)
社会人、大学生、短大生、高校生も個別に入学相談が可能
・1stSTEP体験入学(3月のみ開催)
学校、学科紹介/学校施設紹介/学生作品見学/ランチ体験/体験授業
※希望者のみ、個別相談/学生寮見学
私は「1stSTEP体験入学」に高校3年になる前に1回、「学校説明会」に親同伴で8月に行きました。
体験入学は、環境を知るいい体験でしたし、体験授業で本当にこの学科でいいのかと考えるきっかけにもなります。
入学したい!と意思が強くなったら、親同伴で学校説明会・学生寮見学をして金額面など、親が心配する問題を解消します。
注意点としては、行くときは電車がいいです。
車での移動は一方通行ばかりで、さらに車を止めるところが近くにないので入るのも、出るのも大変でした。
自分の目的に合った専門学校を見つけるためのコツ
中央工学校を含め、全国には特徴や強みの異なる専門学校が数多くあります。
興味のある学校について詳しく調べることも大切ですが、
同じ学科でも学べる内容に違いがあったり、卒業後の就職実績が異なるため、複数の専門学校の情報を集めて比較した方が、自分に合った専門学校を見つけやすくなります。
「マイナビ進学」では、数多くの専門学校の中であなたの理想に合う学校を提案し、無料で資料を送付しています。
まずは中央工学校を含め、周辺地域の専門学校資料を取り寄せて、詳しい情報を比較してみましょう。