声優・俳優・タレントなど芸能学科からマンガ・イラスト・ゲームなどのクリエイティブ学科、さらにはヘアメイク・ファッションなどの美容・服飾学科やスポーツ学科、ビジネス学科など多岐にわたる学科が存在します。
在学中にはインターンもあり、学生時代から自分が進みたい業界の繋がりを手に入れることもできます。
少しでも興味がある学校はすぐにパンフレットを取り寄せるのが専門学校選びの鉄則です。
学校の評判や一般的な意見はその後に確認すると余計な情報に惑わされて進路を見誤る確率が格段に減少するとともに、最新且つもっとも正確な学校の情報を無料で手に入れることができます。
総合学園ヒューマンアカデミーってどんな学校なの?
わたしが通っていた”週末声優・ボーカル養成講座”は週1日、土曜または日曜に校舎に通い朝から夜までみっちりレッスンを受けるという学科です。
通う期間が半年から1年とほかの学科よりも短い分、1クラス平均15人前後と少人数指導で半強制的に1時限に1回は発表の場が与えられる環境でのレッスンでした。
また、養成所の大半が週に1日のレッスンというスタイルなので、学校を卒業したあと養成所でレッスンの日数が減って時間を持て余したり焦るということが起きないのもメリットだと思います。
どの校舎も比較的街の真ん中にあるので駅からのアクセスがいいだけでなく、レッスンの前後に買い物をしたり、ご飯を食べに行ったりもしやすいです。
そして、ヒューマンアカデミーでは通う学科によって変わりますが、1年または半年に1回オーディションがあります。
このオーディションは、ほかの専門学校にはない「ドラフト形式」のオーディションで受験者は全国のヒューマンアカデミーの生徒しかいません。
そして、オーディション会場も東京にあるヒューマンアカデミーの校舎なので、ほかのオーディションと比べるとリラックスした環境で受ける事ができます。
このドラフト形式のオーディションには声優プロダクションだけではなく劇団や芸能プロダクションも参加しており、毎回30社〜40社が参加しています。
この参加事務所の多さはヒューマンアカデミーならではだと思います。
卒業後の進路は当然、自信が通っていた学科で身につけた技術を活かした業界に進む人が大半です。
ですが、オーディションで指名をいただいた事務所を調べているうちに声優から俳優に方向を変えたり、俳優から声優に方向を変えたりすることもあります。
そして、基本的にはオーディションで合格しても養成所の特待生枠からスタートするのですが、ごく稀にヒューマンアカデミーでのオーディションからいきなり所属合格になる人もいます。
最後に、わたしがヒューマンアカデミーに通うメリットだと感じたのが、入学前から卒業後までのサポートがしっかりしているという点です。
入学前には、入学に対して抱えている不安などを親身になって聞いてくれます。
在学中もインターンについて相談に乗ってくれるのは当然のこと、オーディションについても「自己PRで悩んでいる」、「宣材写真の服が決まらない」、「行きたい事務所はあるけどどうすればいいか分からない」など些細な不安でも丁寧に時間をかけて、道を見つけてくれます。
卒業後も、定期的に連絡を貰え「今どうしてるの?」と卒業生の現状についても気にかけてくれます。
総合学園ヒューマンアカデミーの学費・授業料
総合学園ヒューマンアカデミーには全日制の2年コースと週末だけの半年または1年コースがあり、さらに学科も幅広くあります。
今回は、芸能学科の学費について記載させて頂きます。
こちらで表記しているのは、すべて税込の料金になります。
【声優・タレント・俳優週末コース】
・半年
入学金 32,400円
学費 311,040円〜
卒業までにかかる合計金額 343,440円
・1年
入学金 32,400円
学費 622,080円〜
卒業までにかかる合計金額 654,480円〜
(週末コースの教材は「日本語の発声レッスン 一般編」と「NHK日本語アクセント辞典 新版」の2冊だけなのでインターネットで購入すれば5,000円以内で揃えられます)
【サウンドクリエイター週末コース】
・半年
入学金 32,400円
学費 432,000円〜
卒業までにかかる合計金額 464,400円〜
【パフォーミングアーツカレッジ】
・初年度
入学金 300,000円
授業料 920,000円
施設設備費 250,000円
教材費 170,000円
その他雑費 113,000円
初年度合計 1,753,000円
・2年目
入学金を除く 1,453,000円
卒業までにかかる合計金額 3,206,000円
総合学園ヒューマンアカデミーの口コミ・評判
わたしはAO入試で合格し、はじめは2年生のパフォーミングアーツカレッジに通うつもりでしたが、学費や寮生活でかかる費用、さらに卒業後の上京にかかる費用を考え1年間週に1日みっちりレッスンしてほかの日はアルバイトでお金を貯めようと思い、週末学科に入学しました。
結論から言うと、週末学科に通って良かったなと思っています。
週に1日しかレッスンがないからこそ、1回1回集中してレッスンを受けることが出来るほか、ダメ出しされたところを次のレッスンまでに完璧にすることができ、苦手や出来ないをそのままにすること無くレベルアップが出来たと感じています。
かと言ってピリピリした空気かと言うとそんなことはなく、人数が少ないからこそみんなで各々希望の事務所に所属できるように頑張ろう!と和気藹々としていました。
講師の方は当然ナレーション・お芝居・ボーカルで違いますが、
ナレーションは現役の音響監督
お芝居は現役の声優
ボーカルは現役のアーティスト
と皆さん現役のプロの方なので、レッスン中は厳しくもしっかり見てくれています。
レッスン外の時間には何気ない雑談をしたり、次のレッスンではどんなことをするのかや過去の卒業生の話を気軽に聞けたりして、講師とも仲良くなれるところも人数の少ない週末学科ならではかなと思います。
レッスンのペースは、本来2年かけてやる内容を半年から1年でやるので、人によっては進むペースが早すぎると感じると思います。
実際についていけなくなって辞めた同期の子もいました。
時間をかけてレベルアップをしたいと考える人もいると思うので、一概に週末学科が良かったとは言えませんが、「自分は短期集中型だ!」と思う方にはおすすめです。
そうでなくとも、ヒューマンアカデミーにはたくさんの学科が存在するので、親身になって話を聞いてくれる職員がいる学校がいいと考えている方は、一度問い合わせをしてみては如何でしょうか。
総合学園ヒューマンアカデミーって寮はあるの?
わたしが通っていた学科の生徒はわたしを含めてみんな自宅から通っていたので寮には入っていませんが、
・食事付きマンション
・学生専用マンション
・一般マンション
の3種類があります。
場所はまちまちなようですが、こちらも職員がしっかり部屋が決まるまでサポートをしてくれるので、心配はないかと思います。
総合学園ヒューマンアカデミーのオープンキャンパス体験談
オープンキャンパスについても、わたしは行っていないのですが、各校舎で体験授業・学校説明会・業界説明会などを行っています。
それぞれのスケジュールはヒューマンアカデミーの公式ホームページから校舎・学科を指定して絞って検索・予約ができます。
また、学校見学も予約制ではありますが、毎日行っています。
こちらについても公式ホームページから検索・予約ができます。
学校見学の際には実際にレッスンを見学することが出来るので、個人的にはオープンキャンパスよりも学校見学で実際のレッスンの空気を見てから職員にレッスンに関しての不安点などを相談して判断するのがいいかと思います。
自分の目的に合った専門学校を見つけるためのコツ
総合学園ヒューマンアカデミーを含め、全国には特徴や強みの異なる専門学校が数多くあります。
興味のある学校について詳しく調べることも大切ですが、
同じ学科でも学べる内容に違いがあったり、卒業後の就職実績が異なるため、複数の専門学校の情報を集めて比較した方が、自分に合った専門学校を見つけやすくなります。
「マイナビ進学」では、数多くの専門学校の中であなたの理想に合う学校を提案し、無料で資料を送付しています。
まずは総合学園ヒューマンアカデミーを含め、周辺地域の専門学校資料を取り寄せて、詳しい情報を比較してみましょう。