【アニメーターになりたい!】専門学校は行った方がいい?仕事に必要な画力と気になる収入 | それがクリエイター!

【アニメーターになりたい!】専門学校は行った方がいい?仕事に必要な画力と気になる収入

佐藤さん

佐藤さん

こんにちは!アニメーターとして働いている佐藤です!

今回は、「アニメーター」になりたい!という方のために、アニメーターになるための方法や仕事内容、平均的な収入などを詳しく紹介していきます。

この記事でアニメーターに必要な知識や技術、情報を一緒に見ていきましょう!

1、一言で言うとどんな仕事?

アニメを製作するプロダクションや製作会社などに所属したり、フリーで活動しながら、紙媒体・電子媒体を使用した動画の作成・編集などを行う仕事です。

2、詳しい仕事内容は?

基本的には動画や原画、動画セルの修正などを行い、テレビや映画の製作を行うのが主な仕事となっていましたが、最近ではそれらの仕事以外にもネットで配信される動画なども多数作成されているとのことです。

アニメーターは、アニメ作品を作る際にチームを作ったりして複数人で作画を行うことで作品を作り上げていきますが、アニメの原画は1枚あたりの単価が非常に低く、フリーランスなどのアニメーターの場合は1枚100円にも満たないこともあります。

大手の会社や企業に就職して動画を作成するのであればそれなりの報酬は約束されますが、いくらアニメーターがどれだけ早くかけるかが勝負の世界だったとしても、原画1枚100円にも満たないと環境であれば、その作業をいくら早く上げたとしても、報酬は月数万円程度となってしまうようなことも多いです。

また、アニメーターという職業は、フリーランスやアニメ製作のチームを組んでいたりしてもし完全歩合制となったりする場合は、自分の行った作業量がそのまま報酬となるので、もし作業スピードが遅かったり、自分の許容量を超えて作画を進める場合には、寝ないで作業を行うこともしばしばあります。

労働時間と報酬を考えると、その対価は正直わりにあっていない場合がほとんどですので、本当にアニメや動画が心の底から好きという人だったり、動画なら延々と作っていられるし、編集作業も基本的に楽しんで行えるという方でないと、途中で心とともに体も壊してしまう可能性も十分に考えられるので注意が必要です。

3、未経験からでも大丈夫?

アニメーターとして生計を立てて生活をしていく場合は、並みの画力と執筆スピードでは話にならないというのが現状です。

そのため基本的に未経験の方はまず専門学校に入り、そこで作画の方法やパソコンを使用したイラストレーションの基礎を叩き込みます。

もちろん絵をかくだけであれば紙とペンがあれば専門学校に通わなくても作画の練習はできるので、絵を書くのが好きで、画力にも執筆スピードにもある程度の自身があるという場合には専門学校に進学するよりも、そのままアニメーション会社やプロダクションに自分を売り込みに行った方が良い場合もあります。

もしダメでも、反省点を修正して再度挑戦しみるのが良いでしょう。

4、資格は必要?

アニメ業界の原画マンや動画の製作・編集をするという人は、作画に関する知識や経験、絵の質、執筆スピードなどのスキルを身につけている必要がありますが、資格というのは基本的に必要ありません。

5、どんな知識・技術が必要なの?

テレビアニメの原画製作や、ネット動画の製作・編集、パソコンを駆使してイラストを作成したりすることができる並み以上の画力と執筆スピードが求められるとともに、作画やデザインをする際に必要となる絵に関する専門的な知識と経験を持っていることが必要です。

逆にいうと、これらのスキルを習得していない場合には、仕事どうこうではなく、アニメーターとして雇ってくれる場所がないと思います。

6、就職先にはどんな場所がある?

アニメーターになるための専門学科がある専門学校(アミューズメントメディア総合学院)の場合は、2年間で専門知識や作画技術を身につけた上で以下のようなプロダクションや企業に卒業生が就職しているようです。

(株)A-1 Pictures / (株)ガイナックス / (株)京都アニメーション / (株)サンライズ / (株)ジェー・シー・スタッフ / (株)スタジオジブリ / (株)スタジオディーン / (株)STUDIO4℃ / (株)TYOアニメーションズ / (株)タツノコプロ / (株)テレコムアニメーションフィルム / (株)トムスエンターテインメント / (株)ぴえろ / (株)プロダクション・アイジー / (株)ボンズ / (株)マッドハウス
ほか多数・順不同

7、年収はどのくらい?

アニメーターの収入は、ご存知の方も多いと思いますが、労力過多の割にはそれに到底見合わない報酬となっており、アニメーターとして働き始めた際からの平均的な報酬量は以下のようになっています。

初任給 : 約16万円
20代 : 14万円
30代 : 25万円
40代 : 27万円

仮に専門学校を卒業してからアニメーターとしてアニメ業界に足を踏み入れて、過酷な環境で自分の作画スキルを磨き続けても、最初の数年間はおそらく初任給とほぼ報酬は変わらない期間が続きます。

それでも仕事として作画作業を地道に続けていくことで、作画マンだったところに動画編集の仕事を任されるようになったり、その中で様々な作業を担当しながら経験を積んでいくことで最終的に作画監督を任されるまでになったりする道のりがアニメーターとして成功していく道であり、このように任せてもらえる仕事が増えることで報酬も通常のアニメーターよりも多くもらえるようになります。

それでもそこまでいくのに何年かかるかはその人のスキルと成長スピードにもよるので、年収で300万円ほどを安定してもらって生活をしていきたいという場合は、大手のアニメ制作会社やCGなども作成しているエンタメ系の企業に就職することが良いと思います。

8、学校に通う必要はある?

以上のことから、アニメーターになるための選択肢としてはまずアニメが大好き、多少辛かったとしてもアニメのためなら何かを犠牲にしても大丈夫くらいの気持ちがあって、なおかつ作画未経験の場合は、まずアニメーターになるための専門学校に進学して、作画やアニメ制作のノウハウを学んでから専門学校と企業のパイプを使用してアニメ制作会社やプロダクションに入社することを目指しましょう。

そして、すでに独学で作画の知識がある程度あり、作画のスピードも申し分ない。専門学校で学ぶようなことはすでに身につけているという場合には、そのままの状態でアニメ制作会社やプロダクションに自分を売り込んで見るのが最速でアニメーターになる道です。

アニメーターの世界は完全に実力社会なので、どんなに若くても、学校を出ていなかったとしても、確かな知識と技術、才能やセンスの片鱗を見せつけることさえできれば会社も他に取られたくないと感じるので採用せざるを得ないからです。

9、未経験からアニメーターになるためには

アニメーターを目指して専門学校に通う場合でも、独学で学んでいく場合でも、必ず必要になるのがその職業や業界についての知識を仕入れることです。

そのため、アニメーターを目指してこれから行動を始めると言う方は進学・独学に関わらず、

1、まずは自分がアニメーターになるまでの道筋を詳しく知ることができる専門学科の資料を取り寄せる。



2、資料から得たネットには掲載されていない情報も含めて、これからの行動を選択する。



という流れで行動することがおすすめです。

アニメーターになるために役立つ資料を取り寄せてみる→

現在はネット上だけで物事の情報を集めることができるようになっていますが、本当に重要な情報というのは、知っていても皆さん外には決して出しません。

特にアニメ業界は完全な実力社会ですので、他人よりどれだけ早く、確実な情報を仕入れることができるかでチャンスを掴めるか、生き残って行けるかが決まってしまうことも・・・

知りたい、気になることがあったら、まずは資料請求をして、できるだけ早く必要な情報を掴んでおきましょう。



無料の資料請求は、年数と実績を併せ持つ業界最大手の専門学校「アミューズメントメディア総合学院」からの取り寄せをおすすめします。