【声優になりたい!】専門学校や養成所は行くべき?必要な知識とやっておいた方が良いこと | それがクリエイター!

【声優になりたい!】専門学校や養成所は行くべき?必要な知識とやっておいた方が良いこと

伊波さん

伊波さん

こんにちは!声優をしている伊波と申します。

今回は、「声優」という職業について説明して行きます。

今、注目を集めている人気の職業である声優は、一体どんな仕事をしているのかを説明して行きます。

普段テレビやラジオで目にして知っている声優の仕事の他にも、実は声優の仕事って幅広くて本当にたくさんあるんです!

その中で、もしあなたが声優になった場合にどうすれば自分のやりたい声優としての仕事をすることができるか、一緒に考えて行きましょう。

1、一言で言うとどんな仕事?

自分の姿は表に出さずキャラクターや映像に自分の「声のみ」で命を吹き込んだり、人気次第では時に舞台やライブに出演したりと非常に幅広い分野での活躍が可能な職業です。

2、詳しい仕事内容は?

声優という職業は、主に海外映画や海外ドラマの日本語吹き替え、アニメやゲームキャラクターの声、テレビ番組やラジオのナレーション、電車や駅のアナウンスなどなど、基本的には自分自身の声を使って仕事をする人のことを指します。

もちろん声だけで仕事ができるというと聞こえはいいですが、裏を返すと声だけで聞いている人に全ての情報を伝えなくてはいけないということなので、良い声、特徴的な声という部分は確かに武器にはなりますが、それ以外にも高い表現力や演技力を求められます。

しかし、その技術を身につけて声優としての実力を評価されるようになると、演技を通して現実にはないファンタジーな世界に入り混んだような体験ができる、自分ではないキャラクターになりきることができる、といった他の職業では決して体験することができないことが仕事としてできるようになります。

また俳優と大きく異なる点としては、自分自身がお客さんの前に立って演技を披露することがメインの仕事ではないため、自分の容姿をあまり気にしなくてもいいという点を魅力的に感じる方も多いようです。

しかし、最近は人気のある声優がアイドルとして見られたり、声だけではなく自分自身も表舞台に出て行くことができる人も出てきました。このような人はアニメのキャラクターと自分を同一視されていたり、声だけではなく容姿や人間性を含めてその人自体にファンがついている場合が多く、アーティストとして歌を歌いCDを出したり、自らのパフォーマンスをライブで披露したりすることも可能となります。

声優の中でもこのように本人に人気がつくのは本当に一握りの方だけですが、人気を獲得することができれば、声優という職業の活動範囲を大幅に越えた活動をすることができるようになるので、そこに憧れて声優を目指す人が急増しており、現在声優という職業が人気を集めている大きな理由の一つとなっています。

3、未経験からでも大丈夫?

基本的に未経験の状態から声優の仕事をすることは難しいです。

声優というのはプロダクションや事務所に所属することとなりそこから仕事をもらうのが一般的です。そしてこのプロダクションや事務所も所属させた人の今後の成長度合いも含めて、本当に声優としてやっていけるかの保証を初めから判断することができないため、所属1年目は仮所属期間としているところが多いです。

また、このプロダクションや事務所に所属するためにもオーディションがあり、これに挑戦するためには基本的に声優の専門学校や養成所に通って声優の基礎的な知識や技術を前もっておく必要があります。

このため、未経験のまま養成所に入り声優を学ぶのに約1年、プロダクションや事務所に入ってから本所属となるまでに1年、未経験から声優として本格的に活動して行くことができるようになるまでには最短でもこれら約2年の期間が必要となります。

例外として未経験のまま声優になれるのは、すでに芸能業界で活躍している方が声優として活動を始めるというときだけです。

4、資格は必要?

声優としての知識や技術、他にはない特徴があれば、資格は特に必要ありません。

しかし、声優として活動して行く中で、何かの資格をもっていることが役に立ったり、仕事に繋がることも考えられるでしょう。

5、どんな知識・技術が必要なの?

声優としてもっておくべき知識は、基本的に全てプロダクションや事務所に所属する前に、専門学校や養成所で叩き込まれます。

発声技術や演技の仕方なども全てこの専門学校や養成所で学ぶことができるので、自分の独学で練習しておくと良いこととしては、滑舌のトレーニングが挙げられます。

滑舌は人にそれぞれ骨格の形になどによって元から悪い人もいるので、早くから練習・矯正しておくことで後々有利に働きますし、プロダクションや事務所のオーディションでは、短い時間の中で滑舌は必ず見られる重要なポイントとなりますので、基本的に声優に必要とされる部分を自分で練習しておき、専門的な知識・技術は実際に飛び込んでからと考えておきましょう。

6、就職先にはどんな場所がある?

下記は声優・タレント専門の学科がある専門学校(アミューズメントメディア総合学院)の卒業生が実際に所属した実績のある事務所やプロダクションです。

アーツビジョン / EARLY WING / 青二プロダクション / アトミックモンキー / 尾木プロ THE NEXT / アプトプロ / プロダクション・エース / 81プロデュース / 大沢事務所 / ケッケコーポレーション / 賢プロダクション / ケンユウオフィス / サンミュージック / シグマ・セブン/シグマ・セブンe / JTBエンタテインメント / 新国立劇場 /東京俳優生活協同組合【俳協】 / ぷろだくしょんバオバブ / ビーボ / プロ・フィット / マウスプロモーション / ムーブマン / メディアフォース / リマックス / オフィス薫 / ガジェットリンク / カレイドスコープ / マックミック / B-Box / ホーリーピーク / ゆーりんプロ
ほか多数・順不同

声優の就職先を考える際のプロダクションや事務所は、大手もしくは知っている作品タイトルに出演している所属声優が在籍しているかどうかが判断基準となります。

大手でもない、所属声優の出演作品も知らないマイナーなものばかりといったプロダクションや事務所は、自分が入ったとしても声優としての仕事を満足にもらえないということもあり、所属料だけを支払って自称声優となってしまう可能性も十分にありますので、オーディションを受ける際にもしっかりと下調べをして、どこにな入りたいのかという気持ちは自分の中でもっておくようにしましょう。

7、年収はどのくらい?

声優の給料は、ピンからキリまであり、その人の人気や実績、出演本数によって左右されます。

初任給 : 約6万円〜
20代 : 約12万円
30代 : 約17万円
40代 : 約22万円

アニメの声優やドラマの吹き替えなどの仕事は、声優としてのランクによって30分あたりの給料が変わります。

支払われる報酬は、30分で1万5000円〜4万5000円ほどで、仕事によっては声優のランクに関係なく給料が決まり、報酬に上限もないノーランクという仕事もあります。

しかし、声優という職業の人口が近年増加傾向にあるため、何か自分でないといけないという個性や特技、容姿、技術があり、単発の仕事だけでなく継続した仕事をもらえるようにならなければ、必然的にもらえる報酬も大きく増えることはありません。

また、このような環境なので当然といえば当然ですが、新人のときは必ずと言って良いほど収入が低く、とてもそれだけでは生活していけないので、ほとんどの新人声優はアルバイトなどを掛け持ちして生活をしている状況です。

逆にいうと、これらを備えたほんの一握りのトップ声優になれた場合は、年収が数千万円〜1億円ということもあり得ますので、夢はありますね。

声優でも、表には出ずにアナウンスやナレーション、CMをこなしたりと、必ずしも良く見る声優の仕事だけが声優の全てではなく、様々な分野で活動をすることで生計が立っている人もいるので、必ずしも仕事を選べる訳ではありませんが、自分がどんな声優になりたいのか、どんなことがしたいのかまで具体的にイメージしておくことでチャンスが来た時にものにできるかが変わりますので、決して受動的にならないように心がけましょう。

8、学校に通う必要はある?

基本的に独学では声優になることはできないので、声優を目指す場合は、専門学校もしくは養成所に入ってから、各プロダクションや事務所のオーディションを受けることになります。

専門学校は全くの未経験でも入ることができ、そこから養成所へと入って行くことができるので、高卒で未経験だけど声優を目指したいという人は、専門学校に進学するのも良いでしょう。

養成所に入ると専門学校に行く人よりも早く声優への道を進めることになりますが、こちらは専門学校とは異なり入るだけでもオーディデョンに受からなければいけないというハードルがあるので、ある程度の知識や技術をすでに持っている方はそのまま養成所のオーディションにチャレンジして見るのも良いですし、そうでない方は独学で知識と技術を身につけてから養成所のオーディションを受けるか、まずは専門学校に通うという選択肢もあります。

9、声優になるためには

声優になりたい場合、専門学校や養成所に通う場合でも、独学で学んでいく場合でも、必ず必要になるのがその場がどんな場所で自分の求めているものがあるのかについての情報を仕入れることです。

これを怠るとただでさえライバルの多い声優の世界で平気で1・2年の遅れをとってしまうこともあるのです。

そのため、声優を目指して行動を始めると言う方は進学・独学に関わらず、

1、まずは自分の求めているものがある場所はあるのかを知るために専門学科の資料を取り寄せる。



2、資料から得たネットには掲載されていない情報も含めて、これからの行動を選択する。



という流れで行動することがおすすめです。

声優になるために役立つ資料を取り寄せてみる→


現在はネット上だけで物事の情報を集めることができるようになっていますが、本当に重要な情報というのは、知っていても皆さん外には決して出しません。

特に声優業界は完全な実力社会ですので、他人よりどれだけ早く、確実な情報を仕入れることができるかでチャンスを掴めるか、生き残って行けるかが決まってしまうことも・・・



知りたい、気になる職業があったら、まずは資料請求をして、できるだけ早く必要な情報を掴んでおきましょう。その行動が結果として今は役に立たなかったとしても一度知った情報は必ずあなたの武器になります。

声優になりたい方の資料請求は、年数と実績を併せ持つ「アミューズメントメディア総合学院」からの取り寄せをおすすめします。