カメラマンや、写真家として社会のなかで活躍するための知識と技術を学ぶことができる学校です。
第一線で活躍している有名写真家やカメラマンが講師として在籍しており、他の写真教育機関よりもより実践的、実用的な教育を受けることができます。
少しでも興味がある学校はすぐにパンフレットを取り寄せるのが専門学校選びの鉄則です。
学校の評判や一般的な意見はその後に確認すると余計な情報に惑わされて進路を見誤る確率が格段に減少するとともに、最新且つもっとも正確な学校の情報を無料で手に入れることができます。
東京綜合写真専門学校ってどんな学校なの?
たくさんの有名写真家を輩出している定評のある写真専門学校です。
ほかの専門学校や大学の写真学科比べ、よりアート系の写真教育に力を入れており、卒業生や講師の中には木村伊兵衛賞や土門拳賞受賞者の方もいらっしゃいます。
場所についてですが、名前に「東京」とついていますが、神奈川県の東急東横線の日吉駅にあります。
駅からは徒歩5分ほどです。
日吉駅には慶応大学のキャンパスもあり、学生街らしい華やいだ雰囲気で、学生向けの格安メニューのある飲食店も多く、生活しやすいです。
3学校は3つの学科と研究科によって構成されています。
「写真芸術第一学科」は、3年間をかけてじっくりと写真を学びたい方向けの学科です。
1,2年次で基礎力ときちんとした知識を身に着け、3年次ではゼミや演習の授業で作品制作に取り組みます。
「写真第一芸術学科BASIC」という学科もあり、「写真第一芸術学科」の1年次と2年次までの内容で、三年目がない学科です。
作品を作るよりは、よりはやく就職して働きたいという方に向いている学科です。
「写真芸術第2学科」は夕方から夜間の時間を利用した2年生の学科です。
社会人の方や、昼間アルバイトしながら通う方など、様々な世代と目標をもった生徒が学びます。
学校の設備は、アナログ、デジタルともに充実しており、最新のものを利用して学ぶことができます。
図書館設備や、機材の無料設備なども充実しており、積極的に自分で学ぶこともできる環境です。
学校特有の制度として、「研究科」というコースがあります。
研究科は大学でいうところの大学院のような位置づけのコースで、上記の3学科を終了した卒業生、または他校の写真教育機関で同等の教育を受けた方が、より専門的に作品制作を学ぶための機関となっています。
いわば、アーティストとしての写真家養成所のような場所で、仕事としてではなく、よりアーティスティックな写真作品制作に向き合うことができます。
卒業生の進路は、プロカメラマンの事務所やスタジオ、出版社、ギャラリー、医療機関などの様々な就職先に進んでいます。
また写真界の芥川賞、直木賞ともいわれる、木村伊兵衛賞や土門拳賞を受賞した写真家を多数輩出しています。
ゼミは広告写真、報道写真、スポーツ写真、芸術写真など、細かな分野ごとにコースが分かれていて、それぞれの分野のスペシャリスト、第一線で活躍する写真家の教育を受けれるので、自分の志望の分野に進むことができます。
東京綜合写真専門学校の学費・授業料
学校への入学金、授業料としては、
第一芸術学科、第一芸術学科Basicは一年目が、総額122万円
二年目が、97万円
三年目が、87万円となっています。
第二芸術学科の場合は、一年目が 総額71万円
二年目が 56万円 です。
研究科の場合は 一年目が 25万円
二年目が 10万円 となっています。
上記の入学金、授業量以外に、カメラや印画紙、フィルム、パソコン、暗室用品、プリンターなどの機材を自分で用意する必要があります。
どの程度のものをそろえるかにもよりますが、自分の場合は第二芸術学科で、二年間入学金、授業料、機材、材料費の総額は200万円を軽く超えたと思います。
単なる座学の学校と違い、自分で制作しないといけないので、諸経費は少し多めにかかると思っていたほうがいいでしょう。
東京綜合写真専門学校の口コミ・評判
学校は自由な校風で、生徒もアーティストを目指している個性的な生徒が多いです。
いわゆる、芸大生っぽいというか、服装も髪型も奇抜な人はけっこういます。
ですが、みな真面目に写真を学ぼうという意欲があり、友達も作りやすく、居心地のいい雰囲気だと思います。
学校のいいところは、それほど規模が大きくなく、あとホームな雰囲気で、わきあいあいと話し合いながら学ぶ授業がおおいところです。
逆に言えば、真面目に机に向かって知識を身につけるのが好き、という感じの性格だと、少し居心地の悪さを感じるかもしれません。
先生も様々な方いらっしゃいますが、いわゆるアーティスト気質というのか、風変わりで個性的な先生が多いです。
人間的に魅力的で、かつ第一線で活躍する経験豊富な有名写真家という方に学べるのは、この学校ならではだと思います。
盛り上がれることは、実習授業で、皆で共同制作をするときです。
皆で協力しながら、一つのものを作り上げる楽しさや、充実感は、こういったクリエイティブな学科ならではだと思います。
写真の技術や知識だけでなく、こうした経験で学んだことは、人生のどんな場面においても役立つ宝となっていると思います。
また、卒業制作で自分の作品を制作し、卒展で展示したことは、大きな達成感を得ることができました。
残念ながら、応募したコンペでは受賞することはできませんでしたが、2年間かけて学んだ知識を総動員して集大成として一つの自分だけの作品を作る時間を持つことができたのは、本当に貴重な経験でした。
東京綜合写真専門学校って寮はあるの?
寮はありません。自分はアパートを借りて一人暮らしをしていました。
ほかの学生の皆さんもほとんどが、一人暮らしで、実家から通っているひとはひと握りでした。
仲良くなった友達の部屋に泊まったり、飲み会で遊びに行ったりした楽しい思い出があります。
東京綜合写真専門学校のオープンキャンパス体験談
オープンキャンパスは午前10時から午後4時までのスケジュールで、講師から、いい写真を撮るためのアドバイスを受けた後、カメラを借りて実際に撮影にいきます。
撮った写真を選び抜き、講師から講評を受けることができます。
学校の雰囲気や設備を実際にみて感じることができるのは、入学を考える方には非常に大きな体験だと思うので、自分は参加してよかったと思います。
ちなみに、そのとき一緒に参加していたひとと、のちに同学年になり、友達になることができました。
そういう点でもよかったと思います。
自分の目的に合った専門学校を見つけるためのコツ
東京綜合写真専門学校を含め、全国には特徴や強みの異なる専門学校が数多くあります。
興味のある学校について詳しく調べることも大切ですが、
同じ学科でも学べる内容に違いがあったり、卒業後の就職実績が異なるため、複数の専門学校の情報を集めて比較した方が、自分に合った専門学校を見つけやすくなります。
「マイナビ進学」では、数多くの専門学校の中であなたの理想に合う学校を提案し、無料で資料を送付しています。
まずは東京綜合写真専門学校を含め、周辺地域の専門学校資料を取り寄せて、詳しい情報を比較してみましょう。