【東放学園専門学校】の口コミ・評判を徹底調査!学費や講師の印象、就職状況を一括チェックしてみる。 | それがクリエイター!

【東放学園専門学校】の口コミ・評判を徹底調査!学費や講師の印象、就職状況を一括チェックしてみる。

東放学園専門学校はTBSの教育事業本部が設立した学校を前身として創設され、テレビ・ラジオ・映画・アニメ・声優・コンサート・音楽・芸能などのエンターテイメントに関わる仕事に就きたい人のための専門学校です。

エンターテインメントの現場から生まれた学校ならではの教育ノウハウと就職サポートが充実していて、講師はいずれもその業界で仕事をするプロなので技術や専門的な知識だけでなく業界のマナーなども教わることが出来ます。

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東放学園専門学校ってどんな学校なの?

東放学園には、

・東放学園専門学校
・東放学園映画専門学校
・東放学園音響専門学校
・東京アナウンス学院

の4つの専門学校があり、いずれもエンターテイメントに関する分野に特化した学科になっています。

そのうちの一つ、東放学園専門学校には

・放送技術科
・放送芸術科
・照明クリエイティブ科
・放送音響科
・テレビ美術科

の5つの学科があります。

私が卒業した「照明クリエイティブ科」は、コンサート、演劇、テレビドラマ、音楽番組などの照明スタッフを育成するための学科です。

1年次は座学が中心の授業で、コンサート・演劇・テレビの照明を総合的に学んでいきます。

2年次はより専門的に演習授業を中心に学んでいきます。

校舎地下にある照明専用スタジオやテレビスタジオでは、ムービングライトやコンピュータ制御の最新調光卓など最新設備が完備。

外部のホールでライブや演劇を行う実習も充実しています。

講師は、演劇やバレエのプランナーをしている現役の舞台照明家やテレビ番組の照明を手がけている照明家など、現役で仕事をしているプロなので、実際の現場そのものの雰囲気をそのまま感じられるだけでなくプロの厳しさも体感できます。

その分、授業でも積極的に参加していかないとすぐに置いていかれてしまいます。

演劇・ダンス演習では、実際の劇場やホールを借りて演劇公演を行います。

出演者はプロの俳優、他セクションはプロスタッフです。

照明はもちろん自分たちでプランニングを行い、自分たちでセッティングとプログラミングを行い、交代でオペレートをします。

公演自体は無料公演ですが、お客さんも入ります。

自分たち以外はすべてプロという状況でプロと同じように公演をするという授業を通じて、プロの仕事とはどういうものなのかを身をもって知ることが出来ます。

公演が終わるまでは寝る間も惜しいほど時間に追われますが、それでも本番を無事に終えた生徒たちは学生ではなく、プロ意識に満ちた空気感に変わります。

番組制作演習では、スタジオを借りて音楽番組の制作を学んでいきます。

放送技術科、放送芸術科、放送音響科、テレビ美術科との5学科合同で歌番組、バラエティ番組、情報番組などを制作していきます。

美術セットや出演者の位置を考慮した照明の当て方など、映像において必要な照明技法を実技を行いながら習得していきます。

舞台照明の授業がある他の専門学校や大学と比べて大きく違うのは、テレビや映画などの映像照明についても学べるということです。

コンサート照明や演劇照明にあこがれて入学してくる生徒が大半ですが、番組制作演習を通じてテレビ番組制作に興味を持ち、テレビ照明の道を進む生徒もいます。

こうして、舞台に限らず幅広い照明分野を学ぶことができるのが、東放学園専門学校の魅力の一つです。

就職に関しては、就職を支援するためのキャリアサポートを行う就職窓口である「キャリアサポートセンター」があり、生徒の就職活動を全面的にサポートしてくれます。

また、在校生だけでなく卒業生に対してもサポートしてくれるため、私は別の照明会社に転職する際に活用しました。

東放学園専門学校の学費・授業料

下記の学費は東放学園の全科共通の金額です。

1年次
①入学金 200,000円
②前期実習演習費 100,000円
③前期施設設備費 115,000円
④前期授業料 370,000円
⑤専修学校学生災害傷害保険料 1,610円
⑥TOHO会費(同窓会費) 12,000円
⑦後期実習演習費 100,000円
⑧後期施設設備費 115,000円
⑨後期授業料 370,000円

合計=1,383,610円

2年次
①前期実習演習費 100,000円
②前期施設設備費 115,000円
③前期授業料 370,000円
④後期実習演習費 100,000円
⑤後期施設設備費 115,000円
⑥後期授業料 370,000円

合計=1,170,000円

その他、入学後にかかる費用
教科書・教材費など…約5,000円~25,000円
学科と選択する科目によって異なります。

鑑賞教室費…約5,000円~10,000円
学科によって異なります。

卒業諸経費…約20,000円
2年次後期学費納入時に加算して徴収。

東放学園専門学校の口コミ・評判


実際に通ってみて感じたことは、中学や高校での授業と違い実習でも座学でも自ら積極的に学んでいくことが大切だと実感しました。

入学したての頃は、まだこの業界のことを知らないのでみんなスタートラインは一緒です。

どうしたらいいのかわからず、授業に付いていくのが精一杯な状態です。

しかし、後期の授業に入る頃には生徒たちの差は徐々に開いていきます。

講師は現役の照明家であるため、やる気のない生徒はどんどん置いて行かれます。

校舎の地下には、せっかく空いていれば触れる最新の照明機材やムービングライト、調光操作卓があるので、触れるときに触っておいたほうがどんどん覚えていきます。

実際に私も、友人たちとわからないところは空いている時間に実際に触って覚えていました。

また、授業以外でも他の科の生徒と交流する生徒や、サークル活動や課外活動に積極的に参加する生徒もいますし、中には先輩や講師と仲良くなり、舞台やテレビ業界のアルバイトを紹介してもらう生徒もいます。

そういった生徒は授業でもどんどん積極的に参加するようになります。

しかしその一方で、授業はまったくやる気なし、課外活動にもサークル活動にも参加しないでただ学校と家の往復している生徒もいます。

こういう舞台やテレビ業界は、人との繋がりが重要な就職の道筋になるので、その差はやはり就職のときに大きく響くことになります。

授業に消極的な生徒は、ほとんど就職活動をすることもなく故郷へ帰ったり、まったく別の業界に就職していきました。

私はと言うと、サークル活動や課外活動には積極的に参加する生徒ではなかったのですが、当時の講師の仕事に何度か参加させてもらったおかげで舞台照明会社を紹介してもらうことが出来ました。

現在は、2社での実務を経てフリーランス照明家として活動しています。

東放学園専門学校って寮はあるの?

東放学園の指定寮は、女子寮が京王井の頭線、京王線、中央線、西武新宿線、都営三田線沿いに、男子寮は京王線、小田急線、京王井の頭線、京王相模線沿いにそれぞれあります。

私は実家から通っていたため寮には通っていませんでしたが、友人が住んでいる寮に実際に入ってみたところ家具が備え付けになっており、けっこう部屋は狭かったです。

しかし、一人暮らしをするには駅からも近く、静かで治安や環境の良い環境ところに建っていて安心できます。

それぞれの男子寮、女子寮ともに、例え肉親であっても異性が立ち入ることはできません。

また、各寮ともに門限があります。

東放学園専門学校のオープンキャンパス体験談

東放学園は、オープンキャンパスがとても充実したメニューになっています。

私は、体験入学で実際に曲に合わせて照明をオペレートしてみておもしろかったので入学を決めました。

まずは、学校や授業の雰囲気を体感するための「体験入学」。

それぞれの学校・学科・コースで開催していていて、興味のある学校の学科とコースから選択することができます。

照明クリエイティブ科の場合は、実際に最新の照明機材やムービングライトを照明操作卓を触ってオペレートをすることができます。

時間は午前の部と午後の部に分かれていて、それぞれ90分です。

また、1日まるごとの体験入学は、午前と午後で違う学校・学科の体験入学に参加する方におすすめです。

各校舎は電車で移動する距離にありますが、校舎間の移動は学校でサポートしてくれる上に昼食が用意されます。

オープンキャンパスは、他の学校では音響芸術科の卒業制作ライブを鑑賞したり、映画監督のスペシャルトークやプロの芸人と在校生によるお笑いライブがあったりと、充実した内容になっています。

また、毎年10月に開催される東放学園4校の学園祭はイベント盛りだくさんで見どころ満載です。

東放学園専門学校で学び、仕事に繋がったこと

専門学校に入らなくてもこの業界の仕事をすることが可能ですが、この業界に入るためのチャンスや窓口はやっぱり専門学校に入ったほうが大きいです。

何よりも、講師が現役のプロであるというのは大きな強みです。

実際に、私も卒業時は事情により就職活動が行なえませんでしたが、卒業後に講師のツテで舞台照明の会社に就職することができました。

また、卒業してから10年以上経って、ある舞台の現場で別の講師と再会し当時の私を覚えていてくれたときの嬉しさは何ものにも変えられません。

東放学園専門学校に入学したときからこの業界に就職する機会は誰にでもありますが、無事に卒業したからといって誰もがごく簡単にこの業界のプロになれるわけではありません。

一年生になったときから、プロになるためのチャンスを積極的に狙っていくことが大切です。

そして、講師はその姿を必ず見てくれています。

なので、周りのクラスメイトに遠慮せずに、積極的に自分から何でも行動していくことがこの業界でプロになるための第一歩です。

自分の目的に合った専門学校を見つけるためのコツ

東放学園専門学校を含め、全国には特徴や強みの異なる専門学校が数多くあります。

興味のある学校について詳しく調べることも大切ですが、

同じ学科でも学べる内容に違いがあったり、卒業後の就職実績が異なるため、複数の専門学校の情報を集めて比較した方が、自分に合った専門学校を見つけやすくなります。

マイナビ進学」では、数多くの専門学校の中であなたの理想に合う学校を提案し、無料で資料を送付しています。

まずは東放学園専門学校を含め、周辺地域の専門学校資料を取り寄せて、詳しい情報を比較してみましょう。

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